Aliexpressで商品を見たり検索している意外と見つかる偽物商品。
今回は世の中で多くの人が遭遇しているAliexpressでコピー商品を購入してしまった時のトラブルやリスクについて考えていきたいと思います。
Aliexpressの偽物・コピー商品の基本的な考え
Aliexpressで販売されている偽物・コピー商品の考え方は2つです。
中国輸入をする上での基本的事項ですので、しっかりと理解してショッピングを楽しみましょう!
偽物・コピー商品であることは暗黙の了解
Aliexpress販売されているブランド商品は基本的に偽物・コピー商品である!と考えておきましょう。
こんなもの売ってんの???
なんてびっくりすることは多々ありますが、全て偽物です。本物にそっくりでもパパパッと作った本物の姿をした偽物です。
なんでこんな偽物販売するの?と思うかもしれませんが、それは中国国内で行われていることですので、私たち日本人が口を挟むことではりません。それに需要があるから供給されているものなのです。
写真が本物みたいであっても、全て偽物だと思っておいて良いでしょう。
写真はあくまでも「見本」です。
Aliexpressでブランド商品は取り扱ってない
Aliexpressでは世界で有名なブランド商品や公式のキャラクターグッズは販売していない。と考えておくと良いでしょう。
もしかしたらどこかに本物があるかもしれませんが、99.99%偽物であると思っておいて間違いありません。
それかどこかで本物の製造過程でダメになった商品などもあるかもしれませんが、それでも正規品のレベルではないことは確かのはずです。
ですので、Aliexpressでブランド品は取り扱っていないと考えておきましょう。
Aliexpressで販売されている偽物商品
中国は「世界の工場」と表されるように、多くのブランド商品でも中国で生産されていることは間違いありません。
だからこそ作れる仕組みがあったり、技術があることは間違いありません。
しかしながら、価格をみるとわかるように、ブランド品と全く同じであると思うのは間違いです。
なぜならやはり正規ブランド商品というのは、高額な分多くの人が点検をしたり、緻密に時間をかけて作られていたりと、それなりのコストをかけて作られているものだからです。もちろんそれが販売されている価格と比例するかは別としても、Aliexpressで販売されている商品は思い描いているブランド商品のレベルではないと思うことが大前提です。
Appleなど機械系のコピー商品
Appleの製品は安売りをすることがないので、購入する時はAppleでしか購入するか正規代理店で購入するしかないのですが、Aliexpressでも多くの偽物が販売されています。
アップルのイヤホンなんてまさにパクられまくりで販売されていますし、時には格安iphoneなんかも販売されています。
機械系の商品は見た目が同様であってもカメラ、音、充電、その他の部分がかなり甘く作られています。それを踏まえた上で購入をしましょう。
クオリティーが高いものが欲しい場合はお金をしっかりと払い、正規店なり保証なりがあるところで購入するのがベストです。
また、機械の場合はあまり「偽物ブランド」と言う形で関税で没収される確率は少ないです。なぜなら形が同じであってもロゴがない場合は偽物である決定的証拠がないからです。(Appleのロゴがしっかりとついているものは没収されます)
「ロゴが付いていない単なる機械商品」という感じなので、没収するに値するか…ということが問題にあるからです。
ディズニーなどのキャラクターのコピー商品
ディズニーなどのキャラクター商品のコピーももちろんAliexpressでは簡単に見つけることができます。
どれがコピーかというと、ディズニーはOKを出した商品にホログラムシールを貼っているので、それがない場合はコピーというか正規品ではないとみた方がいいかもしれません。
とは言ってもなかなかそれを見抜くには手に取ってみないと難しいんですよね。
そして輸入した時も関税で引っかかるのか?というとそんなこともありません。
行ってみるならば運が良いか悪いか、ということにかかってくるかもしれません。
無責任な言い方で申し訳ありませんが、それくらいしか私にもわかりません。
このようなキャラクターグッズを購入する際は、まず「セラーの評価」「個人の評価」を確認し、日本人がいるかを確認すると良いでしょう。
評価が多いということは、商品がその国まで届いているという見方で、日本人の評価があるというのは日本にも無事に届いているということを示しているからです。
どうなるかわからないというのがありますので、まず一度小さな少額商品を購入してみるのが一番です。
NIKEのコピー商品
NIKEのシューズや洋服なども販売されている商品の一つです。
しかしNIKEと名乗っているところはほぼ100%偽物と思って間違いありません。
あれだけ店舗を構え、多くの人を魅了している会社がAliexpressで販売する必要はありませんよねw 確実に偽物だと思っていてもいいです。
NIKEの場合はシンプルにロゴが入っているものが多くありますので、関税で没収される確率がとても高いものです。
トラブルに巻き込まれる前に購入するのはやめておきましょう。
GUCCI・CHANELなどのハイブランド系のコピー商品
AliexpressではGucciやCHANEL、私の大好きなバーバーリーまで幅広くブランドのコピー商品までたくさん売っています。
もちろん日本人のプライドにかけ、私は今までに一度も購入したことがありませんが、ちょっと欲しくなるんですよねw
10万以上もするものが8000円とかになっていたら心が動くのは当たり前かもしれませんよね。
でもこのハイブランド系の商品はAliexpressの中でも結構高めの設定で販売されていますし、購入している人もたくさんいます。
ただ、国によっては関税の規定が変わりますので、ウクライナの方が「ワーイワーイ!この商品いいよ!」なんて言っていても日本では通用しないこともあります。むしろ日本は何に関しても厳しいと思っておいて間違いありません。だから購入して没収されてしまうなんてことも普通に起こります。
しかもAliexpressのセラーの写真をみるとロゴやタグはないはずなのに、届いて写真をアップしている人を見たら「Burberry」とでかでかとロゴもあったり、収納袋まで「Burberry」なんて書いてあるものがありました。これはさすがにびっくり。
Aliexpreeではこのように写真と違うものが送られてくるときが時折あるので注意が必要です。
ノーブランドの物であればちょっとくらい違っても問題ありませんが、ブランド物のコピーっぽい商品でロゴなしだと思っていたのに、ロゴがあるなんてことはありがたいやら迷惑な感じやら…。
ということでハイブランド系はやめておいたほうが無難です。
化粧品・コスメ系のコピー商品
私も女ですのでコスメは色々と調べまくっています。
その中で「これあのブランドにそっくりじゃん!」なんて物が多々あります。
むしろ本物自身も中国製の物があるので、ロゴがあるかないかくらいになっているものもあることは間違いありません。
ただその場合、おそらくB級品、C級品などの物だと思っておくのがいいかもしれません。
コスメの場合はロゴをそのままコピーしているのではなく、ほとんどはロゴ変更して自社商品のようにしているところがほとんどです。
ですので関税でひっかっかることはほぼないと言っていいでしょう。
むしろ私も何度も購入していますが、引っかかったことがありません。
少し話がそれますが、質としては誰もアイシャドウやリップの色を見てどこのブランドなんかはわからないし、質も悪いと感じないので、うまく利用してメイクをたくさん楽しめるので、ブランドにこだわらずにメイクを楽しみたい人にはとってもおすすめです!
Aliexpressで偽物商品を購入する際のリスクとトラブル
とは言ってももし購入してしまった場合もあるかもしれませんので、万が一購入してしまった場合の対処法についてご紹介していきます。
偽物・コピー商品が写真と全く違う
購入してみると、偽物・コピー商品が写真と全く違う場合があります。
実際に載せている写真が本物の写真を流用していたりするので、その辺は購入前にチェックが必要です。
私はコピー品は購入していませんが、一番チェックしているところが購入者のレビューです。
写真を掲載している方がいるので、レビューの写真を見てどんな商品が届いているかを確認することができます。
商品が届いてから「こんなはずじゃ」となる前に、必ずチェックすることをお勧めします。
また届いてから全く違う商品の場合は、セラーに写真付きでクレームを入れましょう。
全額が戻ってくるかはセラーとの交渉次第ではありますが、納得いかない場合はきちんと意思を伝えることが大切です。
Hi, I received a product today but it is totally different from picture on your shop. What’s happen on it? I have complain the item. Could you refund? Please give me message as soon as possible.
こんな感じで大丈夫かと思います。
ネイティブではないので細かいことはツッコミなしでお願いしますw
偽物・コピー商品が税関で没収
偽物・コピー商品は税関で没収されることがあります。
ハイブランドのコピー品は特に厳しいので、その辺を考慮して購入をするかを考えてみましょう。(本来は購入はいけません)
没収されないこともありますが、時の運であることを肝に銘じておきましょう。
偽物・コピー商品の返金・返品交換は不可かもしれない
偽物・コピー商品を購入して関税で没収されてしまった場合、セラーに問い合わせても返金されない可能性があります。
セラーが関税で没収された場合でも返金すると確証があるか、もしくは購入前の問い合わせで返金することを知らせてくれている場合意外は難しいかもしれません。
この場合は一応 Open Dispute を開始し、落ち着いてセラーと交渉しましょう。
偽物商品に法律は適応されない
偽物・コピー商品は基本的に購入者も守られることはありません。
販売者も悪いですが、「購入者も悪い」という考え方をしておきましょう。
偽物・コピー商品でトラブルになった時の対処法は2つ
偽物・コピー商品を購入してしまい、なんらかのトラブルにあった時の対処法は2つです。
- セラーに連絡する
- Open Disputeをする
これだけです。
間違っても関税などに問い合わせたりするのは間違いですので、しっかりとセラーと話をつけましょう。
セラーに問い合わせても連絡がない場合は速攻で「Opne Dispute」をします。
これが一番解決の早道になります。
まとめ
ということで、まずは偽物・コピー商品は買わないようにするのが一番です。
問題がある場合は、セラーに連絡かOpen Disputeです。
これだけ!
ではAliexpressで楽しいショッピングを!
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